アルゼンチンタンゴ大学へようこそ!
当スクールへのご訪問ありがとうございます。
あなたはアルゼンチンタンゴを習ってみたい初心者の方、もしくは既にタンゴ愛好家だけれどご自分の踊りに課題を感じて上達の糸口を探していらっしゃる方かもしれません。
アルゼンチンタンゴは世界中で踊られていて、どこへ旅行に行ってもミロンガ(タンゴの社交場)を見つけるのは難しい事ではありませんし、言葉も必要ないので現地の人達と仲良くなるための最高のツールになる事でしょう。
もちろん日本でも全国各地でタンゴスクールや愛好会が主催するミロンガで楽しめますし、ご友人や大切な人と取り組める素敵な趣味である事は間違いありません!
しかしながらアルゼンチンタンゴは他のペアダンスと比べても、なかなか思ったように踊れるようにならない悩みを持つ人が多いです、、、(泣)
その理由は主に2つあります。
1つ目は、アルゼンチンタンゴという踊りが「即興性」をあまりに重要視していること。
通常、どんなダンスであれ演奏であれお芝居であれ、即興(アドリブ)というのはかなり経験を積んでから行うものなのですがアルゼンチンタンゴは文化的にかなり初心者のうちから即興で音楽と相手に合わせて踊ることが求められてしまうのです。
しかもスクールレッスンやワークショップなどに熱心に通い、その時にとあるステップを一生懸命身につけても他のステップの前後にどのように繋がるのかもよくわからないままで、後で使う機会も無いまま忘れ去っていく、、、という循環に陥りがちです。
これではいつまでたっても即興で1曲をスムーズに踊りきるための土台ができていきません。
当オンラインスクールでは、最終的な目標である「2人の人間が円滑なコミュニケーションによってタンゴダンスを即興で楽しく踊れる」状態になるために
・基礎テクニックの訓練
・基本ステップの習得
・実用的なルーティンで技術と引き出しを蓄積
・リード&フォローの強化
・基本ステップの繋げ方や分岐点の理解
・どのように応用し、音楽の変化に対応するか
などを網羅することによって、着実にタンゴを理解し身につけられる環境をご提供致します。
2つ目は、非常に申し上げにくいことですが「ほとんどの先生や先輩ダンサーから習う踊り方は難しい踊り方である」という現実がタンゴ界にはあります。
あえて「間違った」では無く「難しい」と書いたのは、「これが唯一の正しい踊り方である」というものがタンゴの世界には存在しないからです。
しかしながらハッキリ言ってしまうと99%のタンゴ愛好家(プロダンサー含め)が姿勢、テクニック、ステップの流れ等を「あえて難しい方法」で行ってしまっているのです。
その原因は「タンゴとはこうやって踊らなければならない」というセオリーばかりが大切にされ、人間の身体のデザインや一般的な人(特別な訓練を受けていない人)の能力、我々が生きているこの地球の物理法則があまり深く考えられていないからです。
私がアルゼンチンにタンゴ留学をしていた時に度々聞いた「できる人にはできる」という格言がありますが、、、、
私はこの言葉が死ぬほど嫌いです。
才能のある人なら片手を背中に縛り付けても、逆立ちしてもタンゴを踊ってみせるでしょう。
しかしタンゴがソーシャルなダンスであるならば、2本の足で立って歩ける人ならばその才能や運動能力にあまり関係なく、しっかり勉強と練習を重ねれば踊れるようにならないとダメなんです。(もちろん義足でも車椅子でもタンゴは踊れますが、テクニックは独自に開発する必要があります。ご依頼があれば全力で考えます。)
なので当スクールの方針として、特に初級コースでは「楽な姿勢で、理にかなった無理の無いテクニックで、自然な流れの踊り方」しかお教えしません!!
わかるから楽しい、できるから嬉しい。
私が今まで、そしてこれからも蓄積していく経験と知識の全てをこのアルゼンチンタンゴ大学を通してタンゴを愛する全ての皆様がより良いダンスライフを送れるように努めて参ります。
アクセル アラカキ